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Bigger_Customer'svoice これまでと未来を、職員と語り合う とても有意義な時間だった

株式会社アイセイ薬局(本社:東京都千代田区)への譲渡にあたり、さまざまなご決断をされ、譲渡後も顧問として半年間フォローされた株式会社ビガー(茨城県小美玉市)の檜山吉壽氏。これまでの経緯やその時々の思いを、譲渡先であるアイセイ薬局の泉支店長、CBパートナーズ担当の村山とともに振り返っていただきました。

 

 

譲渡企業

エリア

茨城県小美玉市

業態

調剤薬局1店舗運営

譲渡理由

地域医療の更なる発展と永続のため

ストラクチャ

株式譲渡

 

 

譲受企業

エリア

全国

業態

調剤薬局全国展開

(東証一部上場)

譲渡後の状況

譲渡後、(株)アイセイ薬局の子会社として運営。

引継ぎのため、オーナーは一定期間残留。


■CBパートナーズとの出会いのきっかけは?

檜山様:当時、CBパートナーズのグループ会社で薬剤師の採用支援を行っている部署の方と、薬剤師の紹介も含めて何回か話していました。その後、担当が変わったりもしたのですが、経営の悩みを相談する中で、株式譲渡や大手と手を組む方法もあるという話になり、M&Aを専門的に行っていたCBパートナーズの村山さんを紹介されました。

村山:M&Aに関しては、最初はそれほどお考えではなかったようですが、会社の価値は知りたいということで、無料価値算定をさせていただきました。実は、2回算定しましたよね?最初は決算期で直近の資料がなくて暫定的なものをご報告しました。その算定中に決算書ができたということで、改めてもう一度算定したのです。すると、その2回を比較しても価値が右肩上がりでした。

檜山様:こちらとしては相場が分からず、比較のしようがなかったのですが、それでも「こんな小さな会社でも、それなりに評価してもらえるんだな」というのが素直な感想でしたね。

■最終的にCBパートナーズとM&Aを進めようとした決め手は?

檜山様:村山さんが真摯にいろいろ話してくれたので、信頼できるパートナーだと思ったからです。薬剤師として薬局を経営していた話も聞きました。いろいろな気苦労を経験されていたので、大丈夫だろうと考えたのです。

村山:お会いして3回目ぐらいの時、私が父の跡を継いで薬局を経営し、譲渡したことを話しました。檜山様はそれにいたく感動してくださり、私を心からねぎらってくださったのです。もう、檜山様のために、なんとしてでも力になろうと心に決めました。

檜山様:村山さんの年齢的に、自分の息子が頑張ったように思えて、感情移入してしまいました(苦笑)。でも、信頼できる担当者がいるということは、ビジネスの上でとても大事。“会社を選ぶ”とは、要は“担当者を選ぶ”ことだと思います。

 


■譲渡先を選ぶために、複数社とTOP面談を行いましたが、アイセイ薬局様との面談はいかがでしたか?

檜山様:アイセイ薬局様は、わざわざ水戸まで支店長やM&A担当の方とともに、藤井社長まで来てくれました。「うちなんかのために、あちらに申し訳ない」と思ったくらいです。

泉支店長:いえいえ、それまでご苦労されながら経営してきた薬局を譲渡いただくのですから、こちらも可能な限り社長が顔を出すのは当然です。それに、社長とお話しいただくことが、一番当社のことを分かってもらえると考えています。

檜山様:ありがたいことです。実際お話してみて、非常に若くはつらつとした社風を感じました。また、M&A担当の方のプレゼンも説得力があって素晴らしかったですね。M&Aの実績が豊富で業界にも詳しく、とても伸びしろのある会社だなと好印象でした。やはり、最初の印象が肝心だと思いました。

■その後、他社と比較検討されて、いかがでしたか?

檜山様:アイセイさんは大手ですが、比較的柔軟性がありそうでした。これまでの薬局経営や運営に改善点がたくさんあるのは分かっていますが、あれはダメこれもダメと、白黒はっきりと決められてしまうと、結構八方ふさがりになってしまうのですよ。アイセイさんなら、一緒に考えてくれそうだ、面談を通じて感じました。

村山:確かにアイセイさんは、できるところは話し合って、落とし所を決めようという余裕がありますよね。

檜山様:そうですね。結果として、それがアイセイさんを選ぶ決め手になりました。


■処方元への告知は、いかがだったでしょうか?

檜山様:院長とは、開業当初から切磋琢磨して患者さんを獲得する苦労を重ねてきました。いったいどんなふうに話そうかと、村山さんとも相談しながら考え、きちんとした機会を設けて臨みました。院長に、「まだまだできるでしょう?」と言っていただけたことはとても嬉しかったのですが、「より継続的・安定的な経営で、若い薬局を目指すなら、私より大手の方が可能性はある。ますますパワーアップした薬局で、クリニックとともに成長していきたい」と伝えました。譲渡後、半年間はずっと私が手伝い、何かあればフォローする旨も約束し、それならばと院長は快く受け入れてくれました。決断を受け入れてもらえて、嬉しかったです。

村山:譲渡先のことも知っていただけるよう、告知には泉支店長にも同席いただきました。

泉支店長:檜山社長の今までの積み重ねを引き継ぐので、ご挨拶する時は身の引き締まる思いでした。先生の診療にご迷惑がかからないように取り組んでいきたいと、強い思いをお伝えしました。でも、そんな緊張を解いてくださったのも院長でした。とても気さくで謙虚な方で、お人柄が素晴らしいと思いました。

村山:私にも「うちが厳しくなったらよろしくね」と気さくに声をかけてくれました。

檜山様:そうでしょう?長い付き合いですが、本当に人柄がいい。あえての欠点は優しすぎること。患者さんの細かい悩みまで親身に聞きすぎて、ストレスをためてしまうのですよ(苦笑)。でも、その優しさが患者さんの信頼を集めているところなんですよね。

■職員の方への告知は、スムーズでしたか?

檜山様:一人ずつ、個別で話しました。まあ、当然第一声は「えー!?どうなっちゃうの」でしたけど、「大手に入るんだから、これから待遇や環境は絶対よくなる」「経営者が変わるだけで、半年間は私がサポートを継続する」と強くアピール。不安を払拭するように努めました。その結果、納得してもらうことができました。特に、事務員は福利厚生がよくなると聞くと、「じゃ、いいですね!」とみんな喜んでいましたね。もちろん、全員が受け入れてくれたわけではなく、残念ながら辞めてしまった方もいます。それぞれの判断なので、それは仕方がないことだなと思っています。

 

■迎え入れる側としては、どのような思いでしたか?

泉支店長:当社のことを檜山社長からしっかりとご説明いただいて従業員の方も概ね納得いただいたとしても、最初はある程度構えているところがあると思います。社長が培ってきたような信頼関係を、一朝一夕で築くことはできません。一人ひとりに真摯に向き合うことを忘れずに、一緒に働く仲間として、同じ思いで臨めるように努めています。例えば職員のなかには、譲渡前から体調を崩されていて、社長からも相談に乗ってほしいと言われていた方がいました。その方にはどのように働きたいかを伺い、できるだけ希望に沿うように対応しております。

■その後、無事譲渡が完了し、クロージングセレモニーが行われましたね。

村山:ホテルの宴会場で盛大に行われました。特に社長のスピーチは感動的でした。

檜山様:昨日のように覚えています。どういうわけか、感極まって泣いてしまいまして(苦笑)。私でも10数年、いろいろな思いがあったのだなと思いました。

■譲渡後、半年間は顧問として関わられましたが、アイセイ薬局のサポートはいかがでしたか?

檜山様:システム変更は問題が起こりがちですが、非常にスムーズだったと思います。アイセイさんから職員の方が来てくれて、投薬の仕方からシステムの操作方法まで親切に教えてもらえたので、現場に混乱や不安はありませんでしたね。若い職員同士で話が合ったのもよかったです。うまく一つになれるのではないかと思いました。あと、福利厚生のよさは肌で感じたようです。例えば、職員用のお茶も福利厚生の一環で購入してもらえました。備品も潤沢に取り寄せられますし、職員は本当に喜んでいます。

泉支店長:必要なものは経費を掛けてでもきちんと整備することはチェーン薬局の特徴かと思います。過去の譲受でもその点は従業員さんから評価されている点ですね。

檜山様:必要なものは投資してくれると分かり、モチベーションも上がったようです。職員は、そういうところを見ていますからね。

■顧問を務めた半年間を振り返ってみてのご感想は?

檜山様:結構、有意義でしたね。現場で職員みんなと話し過去を振り返り、今後はこうなると、業界の流れや将来の展望を機会があるごとたくさん語り合いました。一緒に頑張ってきた職員と、最終的にコミュニケーションが取れたことがよかったと思います。顧問契約は4月から始まったのですが、6月までは毎日現場に出ました。ただ、このまま職員に今まで通り手伝ってくれると思われるのはまずいと考え、7月から週3日、週2日、週1日と段階的に日数を減らしました。職員にも、「いなくなるからよろしく」と随時話し、「そうですよね、じゃあなんとかしないと」と意識してもらえました。そういう意味では、いい引き際になりました。

泉支店長:引き際に関して当社のことまで深く考えてくださったことに驚きました。本当にお世話になりました。社長の気さくなお人柄にも助けられました。院長との関係もありますし、細部にわたってお伺いしなければならないことがたくさんあったのですが、何でも気軽に答えてくださいました。これほど協力的に顧問を務めてくださった社長は、初めてです。

檜山様:それは、アイセイさんの柔軟さもあったからですよ。きっちり決めすぎず、こちらに合わせてくださった。受け入れてもらえたのだと思っています。

泉支店長:今までの良さを残しながら融合していくために柔軟な対応をすることが重要であると再認識しました。とはいえここまでスムーズに承継が行えたのは間違いなく社長のご協力のお陰です。社長の周りを思うお人柄が、職員の方にも信頼されていたのでしょうね。顧問契約終了の日に、職員の方々から花束と似顔絵、そしてお手紙を受け取られていましたが、あのような場面はこれまで見たことがありませんでした。社長の人徳かと思います。

檜山様:だから、嬉しくてみなさんに報告しちゃいましたね(笑)。

■ご勇退されて、今の心境は?

檜山様:自分の思いの詰まった会社だったからこそ、信頼できるアイセイさんに任せてよかったとホッとしています。常に「ヒト・モノ・カネ」を考えていた毎日から解放され、今はノープレッシャーです。ただ、緊張感がない生活に慣れてはいけないと、還暦ライダーとしてツーリングしたり、山登りしたりと活動的に過ごしています。新たに農業の勉強も始めました。いろいろな刺激を取り入れて、毎日を充実させています。

村山:譲渡後のセカンドライフを楽しく過ごしされているのは、仲介の立場としても嬉しい限りです。檜山社長とは定期的に話を頂戴しながら、これからもよいパートナーであり続けたいと思っています。

泉支店長:今回、お話を伺えて本当によかったです。特に開業までの経緯のお話で、以前お勤めの会社で凍結された薬局開業を、院長に仁義を立て、会社を辞めて開業されたことは、まったく存じ上げなかったので、ますます襟を正す思いです。

檜山様:そのあたりは、うやむやにしたかったのです。買い手に余計なプレッシャーや負担を感じてほしくないじゃないですか。買い手は、いいところを手に入れられた。職員は待遇がよくなった。クリニックも発展して、院長や患者さんからもよくなったと言われる。誰もがいい状態になる。それが普通のこと。そういうのがいいと思いました。結果として、すべてがうまくいきました。みなさんに感謝しています。

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