介護施設

デイサービスの譲渡について

コロナ禍でデイサービスは苦境に立たされている

いつも当社サイトをご覧いただきありがとうございます。

今回は、コロナ禍における介護M&Aにおいて最もご相談の多かった、
デイサービスの譲渡相談について触れさせていただきます。

日本全国でコロナ禍の影響が色濃く出始め、最も社会的インパクトの大きかった今年の春ごろ、
緊急事態宣言が発令されたことを受けてテレワークに移行した会社も多かったかと思います。

そんな春、4月~6月ごろは弊社へのお問い合わせが例年に比べて最も多かった時期でした。

そのお問い合わせの内容としては、事業を譲渡したいという相談が多く、
中でもデイサービス事業を譲渡したいというお問い合わせが際立っておりました。

そして、皆様のお話をお伺いする中で見えてきたのは、コロナ禍における非常に苦しい現実でした。

・利用者さんが半分以上減った
・売り上げが下がって借入金が返済できない
・将来不安でスタッフが退職してしまった
・給付金の対象になるほど売り上げは下がらず生殺しだ

このような苦境に立たされ悩まれる方が非常に多くいらっしゃいました。

デイサービスが苦境に立たされる理由

どうしてデイサービスが際立って厳しい状況に陥ったのか
このコラムをご覧になられている方はすでにお分かりかもしれません。

・利用者さんの介護度比較的低く、緊急性が低いこと
・3密を避けずらい環境であること
・必然的に外出を伴う事業であること

以上の事から、他の介護サービスと比べてどの企業のデイサービスもコロナ禍以前と比べての打撃が大きくなっております

デイサービスは色々な介護事業の中で最もコロナ禍と相性の悪い業態といえるでしょう。

一方で、デイサービスのように利用者さんの健康維持ができる事業が無ければ、
高齢者の方の介護度が上がり、健康に支障をきたす事が十分に考えられます。

デイサービスは地域になくてはならない大切な事業なのです。

とはいえ、経営が悪化し、廃業を選択せざるを得ない状況になってしまっては元も子もありません。

もし、デイサービスの運営に関して、お悩みがあれば一度ご相談ください。
専任のスタッフがM&Aという手法でご支援させていただきます。

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