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オンライン診療普及の中生き残る手段としてのM&A

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増加するオンライン診療とM&A

コロナ禍において、オンライン診療のニーズが高まっています。

米国では既に7割以上の医療機関がオンライン診療を導入しているようですが、
日本では逆に7割以上がオンライン診療を導入していないというデータもあります。

では、仮に今後オンライン診療が進んでいくとして、病院クリニックのM&A市場はどうなっていくのでしょうか。

以下、仮説ベースで考えてみました。

仮説

オンライン診療が普及しますと、必ずしも近隣の病院やクリニックに行く必要はなくなります。

そうなりますと当然、
オンライン診療を取り入れている医療機関とそうでない医療機関の間で、
収益性や地域での評判などの2極化が進み、
選ばれる医療機関のみが生き残っていくということになるでしょう。

オンライン診療を取り入れることができていない医療機関は、
少しずつ淘汰されていく可能性を秘めており、
最終的には独立採算で経営することが難しくなってしまうかもしれません。

そこまでいけば、

廃業もしくはM&Aによる譲渡を選択せざるを得なくなり、
現在経営している医療機関を収益性の高い経営ができている医療機関に渡すことが、
地域医療の継続のためにも良い方法として認識され、M&Aのニーズが今以上に高まることでしょう。

技術革新は医療業界にも起きています。
その流れについて行けなければ淘汰の対象になってしまうのはどの業界でも同じかもしれません。

M&Aには勝者も敗者も存在しません。
将来を見据えて生き残るための手段としてM&Aを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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