介護施設

介護事業の倒産件数

介護事業の倒産件数は増加傾向

老人福祉・介護事業の倒産件数は2017年に過去最多の111件
を記録し、2018年上半期はそれを上回るペースで推移しております。

この要因は急激な事業所数の増加にあるのではないでしょうか。
2001年に約9700件だったデイサービスの事業所は
2015年には約4万3000件と4倍以上に増加しております。

このような状況下では、いかに利用者を確保するかの
競争が発生します。

競争原理が働くと弱いものから順に市場から撤退しなければ
ならず、やはり資金力やネームバリューのある大手・
地場に根差し一定の規模を誇る企業が強さを持ちます。

それを裏付けるように、倒産した事業所の6割が
小規模の事業所、3割が設立から5年未満の事業所です。

「利用者様に良いサービスを提供するために」
という想いで介護事業を行っていたのだが、
利用者が集まり、利益が確保出来なければ良いサービスを提供することが出来ない。

上記のような苦悩を抱えている社長様にお会いすること
が最近多くなっております。

 

少子高齢化の流れの中で、介護報酬アップを期待すること
は出来ず、今後この競争はますます激化するはずです。

経営が安定していても、油断出来ないのがこの業界です。

加えて、経営が傾いてからではM&Aのお相手を見つけることが
難しい業界でもございます

もし、M&Aで資本力のある法人様と手を組むことが出来れば、
従業員の方々や利用者様を守りながら、良いサービスを
提供できるようになるかもしれません。

事業戦略における選択肢の一つとして、
M&Aを考えてみてはいかがでしょうか。
無料での事業価値算定も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

売却に関する相談をする