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M&Aの仲介会社を選ぶポイント解説

薬を取り出す男性医師

はじめに

2010年代に入ってからというもの、後継者不足に悩む中小企業の経営者様や、今後の見通しの立ちにくい将来に不安を抱える経営者様が増えています。

そこで、後継者不足や人材不足、将来への不安を効率的に解決する方法として、M&Aの活用が増えてきました。
これは、当社の主軸である、医療・介護・福祉業界でもいえることです。

しかし、M&Aは専門的な知識と複雑な手続きが必要になるため、経営者様ご自身が行うことが非常に困難であり、大抵の場合にはM&A仲介会社のような専門家にサポートを依頼することが一般的です。

では、M&A仲介会社はどのような支援をし、どんな会社に依頼をするのが良いのでしょうか?

今回は、M&A仲介会社を選ぶうえでのメリットやポイントなどを徹底的に解説させていただきます。

M&Aとは

そもそもM&Aとは何かをご存知でしょうか?

M&Aとは「Mergers and Acquisitions」の頭文字をとっており、つまりは企業の合併・買収を意味します。

実際の現場では、もう少し解釈を広げて、業務提携や資本提携といった提携の意味も含めて使われることもありますが、基本的には企業や事業の買収・売却というイメージを持っていただければ間違いはありません。

上記のように言葉で説明すると、それほど難しくなさそうに感じる経営者様も多いのですが、実際にM&Aを実行しようとしても、大抵の方(特に売主様側)にとっては初めての経験となりますし、通常の経営活動では行わないようなフローや契約・手続きなどが行われるため、実際に経営者様お一人でM&Aを進めるのは困難になります。

そんなとき、多くの経営者様が依頼をするのが、M&A仲介会社となります。

M&A仲介会社はどんなことをするのか

M&A仲介会社は、一言で言えば、M&A実行までの会社・事業の買い手や売り手探しをメインとして、各種手続きのサポートをする会社です。

M&A仲介会社によっては、買い手や売り手探しだけで、マッチング後のサポートは手薄という会社もありますが、多くのM&A仲介会社は交渉やデューデリジェンス、契約書の作成までサポートしてくれます。単なる仲介だけではなく、コンサルティング、アドバイザーとしての役割が大きいです。

医療介護福祉業界専門かつ大手のM&AアドバイザーであるCBパートナーズのように、業界に特化したM&Aアドバイザー(仲介)会社もありますし、業界を限定せずに大きなM&Aを得意とするM&A仲介大手も存在します。

各社、独自の買い手・売り手ネットワークや、財務や法務のスペシャリストを抱えていたりなど、特色がありますので、相談する前にその会社の特徴をよく見ておくことが重要です。

M&Aを行うことのメリット

一言でM&Aというと、世間一般的なイメージでは、映画や小説で描かれているような、大規模な企業を対照とした「敵対的買収」や「ハゲタカ」のようなものが非常に多いです。

しかし、実際に日本で行われているM&Aの大半は、中小企業の後継者不足や人手不足を大きな背景として、事業や会社の存続を一番大きな目標として行われる友好的なM&Aがほとんどです。 

ここでは、売り手・買い手双方でのM&Aを実行するメリットについてご説明します

売り手企業へのメリット 

売り手企業のメリットとしては、”経営課題の恒久的な解決”が挙げられます。日本のほとんどの会社は中小零細企業に分類されますが、約18万社で後継者が「不在」という統計調査もあり、多くの会社で後継者「不在」です。

また、常日頃言われている「人手不足」は多くの企業で深刻な悩みとなっており、そういった会社や事業を経営する上での根本的な課題を解決する方法として、M&Aを利用する売り手様は非常に多いです。

買い手となる企業はほとんどの場合、売り手企業よりも規模の大きな会社となるため、売り手企業の従業員の方にとっては、大手社員の待遇を受けることができるメリットもあります。

買い手企業へのメリット 

買い手企業のメリットは大きく分けて2つあります。 

1つ目は、新規に事業を立ち上げるよりも、事業拡大のリスクが低いこと。既にある程度の規模で事業を展開している会社や事業を譲り受けるため、投資回収の計算がしやすく、大きなリスクをとった投資になりづらいのです。 

2つ目は、事業展開のスピードが速いこと。1つ目と被る部分もありますが、新規に出店したり、進出するのではなく、既にそこにある事業や会社を買うことになるため、事業の拡大や展開のスピードが非常に速いのが特徴です。

買い手となる会社は、M&Aによる事業の拡大によって、会社の成長スピードを上げることを大きな目標にしていることが多いため、この2点が非常に大きなメリットとなります。

M&A仲介会社を選ぶポイント

2000年代に入ったころから、日本国内でのM&Aが盛んに行われるようになってきており、それに伴ってM&A仲介会社の数も増え続けています。東証1部上場企業から、CBパートナーズのような業界特化の会社、個人ブローカーのような会社まで様々存在します。

では、どのようなM&A仲介会社を選ぶのが良いのでしょうか?ここからは、M&A仲介会社を選ぶポイントをご紹介します。

※”大手だから”という理由だけで、M&A仲介会社を選ぶことは避けてください。

事業に合った企業を取り扱っているか 

M&A仲介会社と一括りにしても、専門分野や得意分野は分かれてきます。

買い手としてM&A仲介を利用したい場合には、売却対象の案件として、希望するような事業を取り扱っているのかが非常に重要になります。

当社CBパートナーズは、医療介護福祉業界に特化しており、それ以外の事業や会社を買収したいというご相談を頂いたとしても、当社ではなかなかお役に立つことが難しいです。

多くのM&A仲介会社は、現在買い手を捜しているM&Aの案件などを、HPや資料に載せていたりするため、M&A仲介に相談をする際には、参考にされてはいかがでしょうか。

同規模のM&Aの取り扱い実績があるか 

売り手として、M&A仲介の利用を考える際には、そのM&A仲介が同規模・同業種のM&Aの取り扱い実績があるかが重要になります。

M&Aの進行自体は、会社の規模によって大きく変わらないのですが、その規模の会社や事業を買ってくれる買い手とのネットワークがあるかどうかを考える際に、同規模・同業種の実績があるかどうかは非常に重要です。

M&A仲介会社は、成約実績などを、売却・買収対象がわからない状態にして公開していることが多く、売上や業種などが記載されていますので、参考にされてください。 

医療介護福祉業界トップクラスのM&AアドバイザーであるCBパートナーズの成約実績はこちらです。

 

アドバイザリー型か 

先述したように、M&A仲介会社といっても、その会社ごとに”どこまでやってくれるか”は大きく変わってきます。

完全な仲介のみを行い、「買い手」と「売り手」のマッチングのみを行う会社や、デューデリジェンス・トップ面談のアドバイスまでしてくれる会社、契約書の作成の代行まで全てサポートしてくれる会社もあります。

M&Aは専門的な手続きが複数行われるため、マッチングだけしてくれるようなM&A仲介会社やサービスでは正直、心許ないことでしょう。

ですので、最低でもデューデリジェンスやトップ面談などのアドバイスまでできるアドバイザー。

できれば、契約書の作成までサポート(代行)してもらえるM&A仲介を選ぶようにしましょう。

当社CBパートナーズは、医療介護福祉業界に特化し、買い手・売り手のマッチングはもちろん、M&Aの締結までに必要な契約書のサポートまで行います。まずは、ご相談くださいませ。

M&Aに関する相談をする

 

料金体系は予算に合いそうか 

M&A仲介会社は、事業としてM&Aの仲介を行っているので、もちろん仲介手数料を取ります。

しかし、この仲介手数料の発生タイミングや金額などはM&A仲介会社毎に違うため、事前に確認しておく必要があります。

M&Aは数ヶ月~1年の単位で行っていくので、M&Aが成約したタイミングだけではなく、初回の相談料や中間での着手金などが発生することも多くあります。

各社のHPやパンフレット、各M&A仲介会社のアドバイザーにまずはご確認ください。ちなみに、CBパートナーズは、M&Aが成約した際のM&A仲介手数料(成功報酬)以外の費用は一切かかりません。

M&A仲介手数料とは

では、M&A仲介の手数料としてどのようなものがあるのかをここからご紹介していきます。

他の業界ではなかなか聞くことのない料金体系であったり、手数料が発生するタイミングが多い会社があったりなど、独特の料金体系、手数料になっているところもございますが、今回はM&A仲介の業界でよくみられる、手数料の体系をご紹介します。

着手金 

着手金とは、M&A仲介手数料の中で一番最初に発生する可能性のある仲介手数料です。

M&Aを検討している旨をM&A仲介会社に相談をした後、そのM&A仲介会社を利用してM&Aを実行することを明確にした際に請求されます。後ほど出てくる仲介手数料の多くと同じく、会社によって発生の有無や金額は大きく変わりますが、着手金を取るM&A仲介会社はそこまで多くありません。

中間金 

中間金とは、M&Aのフェーズが進んでいき、成約までの間で請求される手数料になります。

呼び名が各社異なることはありますが、発生のタイミングとしては、トップ面談と呼ばれる”買い手候補”と”売り手”の経営者同士が実際に会って話し合う場面の前に設けられていることが多いです。中間金は、10万円~100万円程度の金額であることが多いです。

成功報酬 

成功報酬は、M&Aが成約した後にM&A仲介会社が請求する費用になります。

最低報酬額が設けられていることが多いですが、大抵の場合は、レーマン方式と呼ばれる方式によって成功報酬の金額が決められます。

M&Aが成功した後の報酬になるため、M&A仲介手数料の中で一番大きなものとなりますが、成功報酬のみで動くM&A仲介会社も多くあります。ちなみに、CBパートナーズの報酬はこちらの成功報酬のみとなります。

リテイナーフィー 

リテイナーフィーとは、いわゆる月額固定のコンサルティング費用のことで、M&A仲介会社でこの方式を取っているところは稀です。

というのも、M&Aは買い手や売り手が見つからなければ、必然的に時間は多くかかることになり、M&Aを進めていくうえではあまり適していないと言えるからです。

単に着手金のみでリテイナーフィーと呼んでいることもあります。また、リテイナーフィーの請求をしながらも、成功報酬も請求するM&A仲介会社もありますので、事前にご確認くださいませ。

デューデリジェンス費用 

M&Aは成約に近づいていくと、デューデリジェンスと呼ばれる買い手主導で行われる監査があります。

この際、会計士や税理士、弁護士などの専門家がデューデリジェンスで入ってくることもあり、その費用を売り手・買い手に請求することがあります。

発生しないことも多い費用ですが、専門家を複数揃える必要があるなど、発生する場合には、無視できない金額感になることをご留意ください。ちなみに、CBパートナーズではこちらの費用は基本的に発生しません。

最後に

いかがでしたでしょうか。

M&A自体は、実際仲介会社を利用しなくても実行し、成約することは可能です。

しかし、専門的な進め方と、複雑な手続きがあるうえ、
売り手・買い手探しという途方もない作業が必要になるため、
実際にはM&A仲介会社を利用することが一般的です。

M&A仲介といっても様々なため、
各社特徴や特性があります。

各M&A仲介の特徴を踏まえたうえで、
ご自身にとって、最適なパートナーを見つけてください。

私達CBパートナーズは医療介護福祉業界専門、
業界トップクラスの成約実績を誇るM&Aアドバイザーです。
もし、医療介護福祉業界のM&Aでお悩みでしたら、
ぜひ一度私たちにご相談くださいませ。

 

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