調剤薬局 NEW

中堅・地場企業の次世代を考える

薬を取り出す男性医師

地域でのブランド力

各地域には10~20以上の薬局を展開されている、中堅企業もしくは地場企業と呼ばれる企業様がいらっしゃいます。

そうした企業様は地元の方にも親しまれ、何十年も地域に根付いていらっしゃるケースがほとんどです。「何かあればあの薬局に行く。」と地域の方の生活に馴染んでいるのです。

私はこれを”●●ブランド”と呼んでいます。

恐らくこのブランドイメージは向こう5~10年は続いていくでしょう。

しかし多くの経営者の方々の頭を悩ませているのは、
“今まで代々培ってきたブランドをどのように維持すればよいのか”
という問題ではないでしょうか。

その悩みは、創業者であっても2代目3代目であっても変わらないはずです。

なぜなら、どの企業様も創業・成長・成熟・衰退の過程を辿るからです。世代交代のタイミングは、どこかで必ず訪れます。

効率性×ブランド力=企業永続性?

何年も何十年も根差している薬局があるからこそ、その地域の方々が安心して暮らすことができるのは言うまでもありません。

そうでなければ、ここまで数多くの薬局が今日の様な広がりを見せる事はなかったでしょう。今では薬局数は全国約60,000店舗にのぼり、コンビニよりも多いと言われています。

他の業界と比べると、調剤薬局業界のように各社が群雄割拠する業界は稀です。

他の業界に目を向けてみましょう。

競争状態にある業界では、M&Aや撤退を繰り返し、競争状態が終息を迎えると共におよそ3~4社に集約されると言われています。

例えば医薬品卸売業界は2000年代初めまでにメディパルホールディングス、アルフレッサホールディングス、スズケン、東邦ホールディングスの4社に集約されました。

元々約300以上あった地方卸が統合に統合を重ね、業界再編が起きました。

携帯電話のキャリアでも建設業界でも同じ事が起こっていると言われています。

一方で、今まで調剤薬局業界がそうならなかったのには理由があると考えています。

 

それは、調剤薬局業界の提供するサービスが、生命関連商品を扱うという特性上、属人的になっているからではないでしょうか。

つまり「この薬局だから行く。」「この薬剤師がいるから行く。」という思いが消費者の行動を決めているのだと考えます。顔なじみだから安心だという患者の心理です。

ですので、地域に根差した中堅企業様もしくは地場企業様は、ある店舗の薬剤師の給与が相場より高いとしても、その薬剤師を求めてくる患者がいる以上、そのままの給与で配置している事がほとんどです。

仮にその企業の人材が少ないのであれば、若いうちから多くの経験ができるかもしれません。

一方で、すべてが該当するわけではありませんが、ほとんどの大手企業は効率を求めています。

なるべく少ないコストで人材を確保し、人材育成を行います。そのかわり、様々な地域での経験、システム化された調剤業務、体系立てられた教育を受ける事ができます。

若い時からビジネス感覚を養うという意味ではいいかもしれません。

シナジー効果

医療業界に属している限り営利主義に走りすぎるのも考え物ですが、

薬局も企業ですから、しっかりと利益構造を見直す必要に迫られています。

これからより患者に寄り添ったサービスが求められる以上、薬剤師も淘汰されることになり、10年後に生き残っている企業様は数社かもしれません。

大手企業様も中堅企業様も地場企業様も、良し悪しはそれぞれありますが、
規模の違う企業様とのシナジー効果を考えてみる事を私達はご提案させて頂いています。

中堅企業様や地場企業様であれば、

「ずっと地域でやってきたし、患者さんも来てくれているから大丈夫。」

ではなく、大手企業様の資本力と人材育成体制を利用する事も考えてみるべきです。

反対に大手企業様であっても、中堅企業様や地場企業様が築いてきたブランドイメージを引き継ぐことでもたらされるメリットも考えてみるべきでしょう。

効率性と地域に根差したブランド力が交わった時、ますまず盤石な体制を築くことができるかもしれません。

次世代へと引き継いで行くことは、今の経営者の方々の責任であると言えます。

その上で、まずはM&Aを一つの手段として捉えてみてはいかがでしょうか。
もし、何かM&Aについての疑問点等ありましたら、
お気軽にCBパートナーズにお問合せくださいませ。

売却に関する相談をする

Share This Page

BACK TO LIST