調剤薬局

コロナ禍ピークより1か月。現場で感じること

薬を取り出す男性医師

予想すら出来なかった新型コロナウイルスの拡大。確実に大きな爪痕が残りました。

コロナウイルスが様々な業種に影響を与える中、
例外に漏れず私も4月から5月末までは在宅勤務を行っていました。

6月頭から少しずつ現場を回り始め、
色々な経営者からコロナウイルスに関する影響、今後の展望についてお聞きしています。

今、現場で感じる事は

「少しずつですが、患者数及び処方箋枚数は戻りつつある」

という事です。

事例を上げると、ある薬局は

5月は前年比処方箋枚数 △55% だったものが、
6月は前年比処方箋枚数 △32% まで戻ってはいます。

これでも影響は甚大ではありますが、明るい兆しとも言えるでしょう。

数字的な事は薬局毎に様々ですが、多くの経営者の皆様から

「結果として、5月は様々なことを考え直す良い機会になった」

というお声を聞きました。

・今回減少した患者数は完全に元には戻らない
・患者さんが「気軽」に病院、薬局に行けなくなった
・病院、薬局に行くこと自体をリスクと感じる患者さんが増えた
・長期処方が主流になるため、患者数、処方箋枚数はおのずと減る。

上記4つに関しては経営者の皆様との面談にて、この1か月で何度も議題に上がりました。

薬局経営者の皆様、一様に今後について危機感を感じておられ、
ご自身の薬局が「構造的に変わらなければならない」という事を実感されています。

ある経営者様は

「元々自分たちは早く変わらなければならなかったんだ。
 それがこのコロナウイルスのダメージで早められただけだ」

このようにおっしゃっていました。

では、変わるとは具体的にどのような事を指すのでしょうか。

・在宅への取り組みが弱ければ、施設への営業を始めてみる
・接客、患者さんとのコミュニケーションが弱ければ外部研修を取り入れてみる
・現場のモチベーション向上と、教育環境のレベルアップのために新卒採用を始めてみる、もしくは更に注力する
・オンライン服薬指導に対応するため具体的に行動を起こす
・薬局事業と相乗効果の有る別事業を始めてみる
・薬局事業とは全く関係の無い、別事業を始めてみる
・収益性の弱い、ドミナント外の店舗を譲渡し、経営資源の集中を図る
・収益力を向上させるため、今だからこそ積極的に買収を推進する
・自身の法人よりも大きな法人との業務提携を図る
・地場法人同士での業務提携(緩い繋がりでなく、共同出資の新会社設立くらいのもの)を具体的に進めてみる

今、思いつくものをざっと挙げましたが、まだまだ有ります。

どの行動が正しいのか、何をすべきなのか、明確な答えはありません。

しかしながら、「正しい現状把握、客観的な分析」はどの行動を起こすにせよ必要です。

手前味噌ですが、「客観的な分析」は弊社の得意とするところです。
調剤薬局の今後、他経営者のお考え等、ここまでご覧いただいた経営者様とは是非活発に議論を交換させていただきたいです。

お気軽にお問合せください。

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