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【Withコロナ②】医療従事者が考えるべき病院の未来とは

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コロナウイルスが病院経営と勤務者に与えた影響

5月に日本病院会などが発表した「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況緊急調査」によれば、
4月の1医療機関当たりの医業収入は前年同期比10.5%減とのことです。
この状況は科目によっては現在も大きく改善しておらず、

一部大病院がコロナ禍による業績悪化を理由に夏のボーナスを支給しないと労働組合側に伝え、
スタッフの大規模な退職リスクに繋がる可能性の報道がありました。

これは病院勤務者の未来への不安が起こした行動変容だと考えられます。

帝国データバンクによると、2020年上半期(1月~6月)の医療機関倒産件数は12件と、
2011年以降の10年間では2016年上半期の11件に次ぐ少なさでした。

しかし、いよいよ病院の経営リスクを感じて、
どの病院にも医療従事者が大量退職するリスクがある状況が起こってきているなと感じます。

病院勤務継続か新規開業・転職か

御自身の理想の診療の実現などを理由に、

「いつか新規開業しよう!」
「夜勤のある病院勤務ではなく結婚や子育てでクリニックで勤めたい!」

という病院勤務からのクリニック開業や、
勤務条件に変更する医療従事者の働き方改革は今までも一定数ありました。

現在、当社に寄せられているご相談の内容を考えても、
今後、病院勤務の大きなメリットである安定した経営という土台が崩れかけていることによって、
医療従事者の開業や転職のタイミングが早まると予測されています。

withコロナ時代を、どの組織、どの場所で歩んでいく必要があるのか。
医療とご自身の未来を早期に考えるきっかけとしてまずは当社にご相談ください。

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