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ドクターや従業員と歩んだ10年。 この成長を止めてはいけない

株式会社ビガー

ドクターの思いに触れ、会社員だった檜山吉壽氏が並々ならぬ覚悟で開業した薬局が、株式会社ビガー(茨城県小美玉市)でした。それから10年、処方元は地域に愛されるクリニックへと成長し、薬局も右肩上がりの成長を続けていました。しかし、まだまだ伸びていく可能性のあるなか、株式会社アイセイ薬局(本社:東京都千代田区)とのM&Aをご決断。そこには、どのような経営判断があったのかを伺いました。

譲渡企業

エリア

茨城県小美玉市

業態

調剤薬局1店舗運営

譲渡理由

地域医療の更なる発展と永続のため

ストラクチャ

株式譲渡

 

 

譲受企業

エリア

全国

業態

調剤薬局全国展開

(東証一部上場)

譲渡後の状況

譲渡後、(株)アイセイ薬局の子会社として運営。

引継ぎのため、オーナーは一定期間残留。

■院長の想いに触れ調剤薬局の起業を決意

CBP:今回譲渡した御社について、教えてください。

檜山様:当社の設立の経緯は、少し特殊です。私は医薬品卸の会社で、営業所長を約10年務めていました。ちょうど医薬分業が推し進められていた頃で、調剤薬局の開業支援などにも携わっていました。ところが、熱心な院長と一緒に進めてきた案件が、会社の経営判断により凍結されることに。院長の思いにも触れていたため、とても凍結したと言えませんでした。何より前の会社で「うちが受けます」と言った以上、院長に対して責任があります。そこで、私が「やります」と起業を決意したのです。

CBP:時代の流れのなかでの、急なご決断だったわけですね。

檜山様:院長に迷惑はかけたくない、乗りかかった船なので最後まで行こうと思いました。もちろん、不安はたくさんありましたよ。まず、開業時の資金の準備は大変で、私の場合はゼロから用意しなければなりませんでした。そのため、必要な資金も大手企業の退職金並みの金額を用意することに。前の会社の同僚や先輩からも、「本当に大丈夫か?」と心配されましたね。ただ、院長は当時40代と若く、ご夫婦でクリニックを開くという話でした。お二人とも非常に穏やかなお人柄で、地域の方にきっと信頼されると思いました。「このクリニックの院長なら成功するかもしれない。これは自分にとって千載一遇のチャンスだ」と言い聞かせ、開業に踏み切ったのです。決断には勢いが必要だと、今でも思います。社名は、元気という意味の「vigor」と、企業としてより大きくなるようにという願いを込めた「bigger」をかけ合わせ、「ビガー」としました。

CBP:10年間の薬局経営を振り返ってみて、いかがでしょうか?

檜山様:院長とは毎日のように話し、いろいろな局面を乗り越えてきましたね。今では、地域になくてはならないクリニックになり、そのお手伝いができたことを嬉しく思っています。経営の悩みとしては、どこでも一緒だろうけど、「ヒト・モノ・カネ」がどうすればうまく回るのか、ということに尽きます。それはいつも頭から離れませんでした。おかげで三カ月先のシミュレーションは得意になり、早め早めの決断ができるようになったと思います。

 

■変化する薬局業界、個人薬局では限界を感じる若い薬剤師の採用

CBP:診療報酬の改定による影響はどうでしたか?

檜山様:改定は毎年あることで、徐々に厳しくなっているのは感じていました。しかし、おかげさまで売上は年々アップしており、前年割れはありませんでした。ただ、そのぶん忙しさが増していき、薬剤師不足は頭の痛い問題でした。私自身、薬局には毎日立って、薬剤師や事務の補助はできる限りサポートしたつもりですが、残念ながら有資格者ではないのでやることは限られます。そのようななか、薬剤師が急遽休んだ時はどうすればいいか、常に先手を打っておく必要がありました。そこで、知り合いの薬剤師に常日頃から声をかけておき、応援体制を整えました。緊急時に優先的に対応してもらえるよう、コミュニケーションも密に取るようにしていましたね。

CBP:近年の課題も、やはり薬剤師の採用でしょうか?

檜山様:そうですね。特に若手の薬剤師を採用したいと思っていました。機械やシステムが進化していますし、薬剤師の仕事内容も対物から対人へと変わりました。今後の薬局経営では、オンライン服薬指導、かかりつけ薬剤師、在宅薬剤師の展開も必要です。それらに柔軟に対応できる新しい世代を求めていたのです。そこで、エージェントを通じて20~30代の薬剤師3人と面接しました。みなさん優秀な人材で、ぜひとも採用したいと思っていたのです。ところが、福利厚生や研修などの面で大手と比較され、結果的に全員に断られてしまいました。個人薬局が若い薬剤師を採用するのには限界があるかもしれない。そんな現実に改めて気づかされました。今後のビジョンを描くのは難しいと感じたのは、それがきっかけでしたね。今のところお世話になっているクリニックは、院長や副院長が若くて伸び盛り。薬局の業績も右肩上がりで、自分もまだまだ元気だったので、経営を続ける自信もありました。でも、大手も含めてバックアップ体制をつくらないと、先行きは厳しいと思いました。

■地域医療と従業員のため伸びしろのあるうちにM&Aを決意

CBP:将来のための打ち手として、M&Aを選ばれた理由は?

檜山様:きっかけは、CBパートナーズの村山さんから、M&Aのメリットをご説明いただいたことです。それまでM&Aは視野になかったのですが、全体を考えるとそれもいいかもしれないと思ったのです。今や処方元のクリニックは、地域になくてはならない医療機関となっていました。院長も若い薬剤師の力を活用してもらった方が、より地域医療に貢献できると考えたのです。

CBP:現在、成長を続けている薬局を譲渡することに、迷いはありませんでしたか?

檜山様:まったく迷わなかったか、と言えば嘘になります。しかし、自分が買う立場で考えれば、数字が厳しくなればなるほど、手を挙げづらくなると率直に思いました。伸びしろがある処方元と薬局なら、買ってよかったと思ってもらえるでしょう。院長からも、よいタイミングで承継してくれたと安心してもらえるはずです。従業員にとっても個人の“檜山商店”の福利厚生より、大手の方が手厚いのは間違いありません。そのような理由で決断しました。

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