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セカンドライフ見据えてM&A 肩の荷が降りて「笑顔増えた」

合同会社キューオーエル

宮崎市内で薬局1店舗を運営していた杉本靖子さんは2017年、M&Aを決断しました。視野にあったのは、ちょっと早めのセカンドライフ。再就職後の現在は、オーナー時代のような収入こそありませんが、それでもM&Aの決断は正解だったと感じています。その理由は? 杉本さんにお聞きしました。

譲渡企業

エリア

宮崎県宮崎市

業態

調剤薬局1店舗運営

譲渡理由

地域医療の継続と、家庭環境の変化

ストラクチャ

事業譲渡

譲受企業

エリア

西日本

業態

調剤薬局をはじめとした医薬品関連総合事業

譲渡後のオーナーの状況

薬局運営会社へ再就職。譲渡後の調剤薬局のアフターフォロー業務を行う。

宮崎市内で運営していた「ポッポ薬局」は、処方せんの受付が1日40-50枚程度で、私のほかに薬剤師が1人、事務スタッフが3人勤務していました。小規模な薬局でしたが、在宅医療に参入していたこともあって経営的には順調で、きちんと利益を出していました。

それでもM&Aを決断したのには幾つか理由がありました。まず肉体的・精神的な負担の大きさ。スタッフは在宅医療への抵抗感が強く、私一人がカバーするほかありませんでした。常にオンコール体制で、土日にもずっと携帯電話を手放せない。中でも終末期の在宅患者さんは処方が頻繁に変更される上、麻薬の管理にとても気を遣います。

在宅医療には、私たち薬局だけでなく、開業医はもちろん訪問看護ステーションやケアマネジャーなど、多職種のチームで対応します。地域のこうした関係者たちと信頼関係をつくるには、患者さんごとの治療方針やそれぞれの関係者の意見をきちんと確認して、服薬指導や処方の見直しを提案する積極的なスタンスが求められます。こうしたすべてを私一人がカバーするのはちょっと限界かな、と感じていました。

もう一つが家庭環境の変化です。宮崎に薬局を開いたのは高齢な両親がそばにいたいからでしたが、相次いで他界しました。こうした中、子どもたち2人も県外の大学や高校にそれぞれ進学し、ここにとどまる理由がなくなったのです。子どもたちの学費が必要なので薬剤師としての仕事は続けるつもりでしたが、人生の折り返しに差し掛かり、とても過酷な業務にどこまで対応していくのかを考えたとき、「セカンドライフを視野に暮らし方を変えたい」という気持ちが強くなりました。

■M&Aに2つの不安

以前から参加していた薬局の流通ネットワークの運営会社に相談すると、CBパートナーズを仲介会社として紹介されました。九州地方での実績が豊富だということだったので、この面に不安を感じたことはありません。

一方、M&Aを具体化させるに当たって特に不安だったのは、売却の方針をスタッフにいつ、どのように伝え、引き継ぎ後のフォローをどうすればいいのかということと、自分たちの薬局の価値をどう見極めればよいのかということ。スタッフに関しては、従来の待遇で雇用を継続してくださるという譲渡先のスタンスを確認できたので、譲渡契約が成立する直前の段階で説明し、理解を得ました。

価格交渉では、CBパートナーズに私の希望額をまず伝えました。一方、資産価値の審査(デューデリジェンス)では、どのような調剤報酬を届け出て、在宅や外来の処方せんをどれだけ受け付けているかなどが判断基準にされました。交渉は、私の希望額を踏まえ、金額の落としどころを見極めていくようなイメージです。

CBパートナーズに相談したのが17年5月で、譲渡成立にこぎ着けたのが6カ月後の同年11月と円滑でした。交渉をどう進めればいいのか、CBパートナーズにはいろいろとアドバイスしていただき、とても助かりました。

■いずれ再び在宅医療へ

引き継ぎ後は東京都内に引っ越して、今は、こちらの大学に通う長女と一緒に暮らしています。子どもたちには、「笑顔がすごく増えたね」とよく言われます。オーナーのころには、携帯電話がいつ鳴るかいつも気を張っていて、寝ても覚めても仕事のことが頭から離れませんでした。年末年始などに仕事が詰まってくると、いったん帰宅して、子どもたちの食事を済ませてから薬局に戻って仕事をすることもよくありました。そういう生活に限界を感じていたので、今は肩の荷が下りて、気持ちに余裕ができたのかもしれません。オーナーのころよりも収入は減りましたが、決断はやはり正解だったと感じています。

現在は薬局の運営会社に再就職し、事業譲渡された薬局へのアフターフォローを任されています。引き継ぎ後、新たな会社に運営を移行させるまでの数カ月間、自分たちがこれからどうなるのか、特にスタッフは不安を抱きがちです。それを少しでも和らげ、支援していきたいと思っています。

この仕事は、「オーナーとスタッフ両方の気持ちが分かるだろう」ということで与えられた役割です。薬局のオーナーとしてのキャリアはどの薬剤師にも経験できるようなことではなく、とてもやりがいを感じています。

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