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薬剤師としての責務を最後まで果たすこと ~想いを持ち続けられた調剤薬局譲渡の形~

有限会社真成堂

2019年8月、愛媛県西条市の有限会社真成堂様は、株式会社アインホールディングス(以下、アイングループ)に譲渡されました。有限会社真成堂様の社長として、そして真成堂セリ薬局の管理薬剤師でもある坂上讓二様に、調剤薬局の経営に対する想いや譲渡に至った経緯、将来の展望などについてお伺いしました。

譲渡企業

エリア

愛媛県西条市

業態

調剤薬局1店舗運営

譲渡理由

後継者のご不在

ストラクチャ

株式譲渡

 

 

譲受企業

エリア

全国

業態

調剤薬局全国展開

(東証一部上場)

譲渡後の状況

譲渡後、(株)西日本ファーマシー(アイングループ)の子会社として運営。

引継ぎのため、オーナーは一定期間残留。

■安定した経営 処方箋一枚の重み、というやりがいを感じられた日々

CBP:調剤薬局の経営に至った経緯をお聞かせください。

坂上様:もともと病院の薬剤師として働いていましたが、2001年に独立して真成堂ニューセンチュリー薬局を立ち上げました。そして2店舗目として真成堂セリ薬局(以下、セリ薬局)を開局し、両店舗の経営を行うことになりました。前者は程なく閉めることになりましたが、以降20年にわたってセリ薬局を経営してきました。

CBP:セリ薬局は、どのような状況で経営されてきたのですか?

坂上様:近隣の整形外科医院様と心療内科医院様をメインの医療機関として、地域の総合病院の処方箋も受け付けている状況で、来局される患者様は一日当たり100名を超えていました。

CBP:安定した経営状態だったのですね?

坂上様:そうですね。有難いことに来局される患者様の数も安定しており経営状態としては全く問題ありませんでした。

CBP:調剤薬局の経営で、やりがいを感じられた点は何でしたか?

坂上様:メインである近隣の医療機関の先生方と、地域の患者様の健康を守ることはもちろんやりがいは大きかったです。一方で、遠方の患者様が来てくださることもうれしかったですね。真成堂ニューセンチュリー薬局に来ていただいていた患者様の中には、新しく開いた真成堂セリ薬局を探して来てくださっていた方もいらっしゃいました。遠方にも関わらず、わざわざ当薬局に処方箋を持ってきていただき、処方箋一枚の重さを日々感じられる事がやりがいに繋がっていました。

■自身の能力に限界を感じて譲渡を考えるが、責務は放棄しないという想いは継続

CBP:順調な経営状態だったということですが、悩みはありませんでしたか?

坂上様:管理薬剤師として、最初から最後まで自分でやらなければいけないという点が悩みでした。勤務している従業員には、あまり遅くまで残ってもらうことができないため、結局自分が経営も薬局業務も全て行なっていました。組織として、自分の仕事を他の誰かに任せることをしてこなかったのを後悔しています。

CBP:それだけの激務の中、体調を崩されたことはなかったですか?

坂上様:体力的には厳しかったですが、譲渡を考えるきっかけになるほどではありませんでした。譲渡を考え始めたのは、能力的な部分です。薬局の仕事に加えて経営面の話で判断を求められたある時、「あれ? 頭が働かない」と本気で感じたことがあったのです。パニックとまでは言わないけれど、それまでとは違う感覚がありました。

CBP:何歳くらいの時ですか?

坂上様:具体的に譲渡のことを考え始める直前ですから、61歳になったばかりの頃です。当時、愛媛県薬剤師会の副会長も拝命していて、次期もぜひとお願いされたのですが、お断りしたくらいでした。

CBP:その時に、単純に薬局を閉める、ということは考えなかったのですか?

坂上様:もしセリ薬局を譲渡することになっても、「共に地域医療に貢献して来られた先生方と、薬局に来てくださる患者様には迷惑をかけてはいけない。薬局経営者としての責務を放棄してはならない」と考えました。経営者として、薬剤師としての責務を果たさないといけない、という強い想いがあったのです。そのため、薬局を閉めるのではなく、薬局を譲渡することで、セリ薬局を残し、当面は自身が管理薬剤師として残留することを考えていました。

■専門家に任せて譲渡先を探す。譲渡先の決め手は業界を想う熱い会話

CBP:譲渡にあたり、仲介会社を利用した理由をお聞かせください。

坂上様:専門の方に任せないと、譲渡はうまく進まないと最初から考えていました。確かにお金はかかるかもしれませんが、必要経費として考えていました。自身で動くこともできたと思いますが、特殊な領域ですので専門家に依頼しないと、後に必ず不都合が起こると思っていました。

CBP:仲介会社はどういう方法で選ばれたのですか?

坂上様:ダイレクトメールやFAXでさまざまな会社のアプローチがありましたが、「相談してみよう」と思ったことは無かったですね。そんな時、たまたまCBパートナーズとの出会いがありました。実際に会ってみて話をしないと分からない、担当してくれる方がどういう人間なのかを見ないと進められないと思っていたところ、本当に偶然の出会いから「話をしてみよう」となりました。

CBP:その後、譲渡について話を進めることになったわけですね。

坂上様:正直に言うと、担当の方が良い話を持ってきてくれたとか、譲渡の条件が良かったとかということが、判断の材料になったのではありません。何度も足を運んでくれて、話を続けてくれて、時には仕事以外の話でも聞いてくれる。人として何度も会い続けられるということが、結果的に信頼できる相手として認識した理由だと思います。

CBP:譲渡先については、何を重視されたのでしょうか?

坂上様:まず、当面は自分が管理薬剤師として残ること。そして当時はできていなかった、従業員への研修・教育ができる資源を持っているということが条件でした。

CBP:それを持っていたのが、アイングループということですね?

坂上様:そうですね。加えて、アイングループのひとつである西日本ファーマシーの吉村社長が薬剤師でもあり、薬局業界に関するお考えにとても共感できる部分があったことも理由のひとつです。実際にお会いしてお話をした時に、「薬局業界にはさまざまな課題がありますが、薬局と医療機関がうまく連携できて、なおかつ患者様のためにどのように役立てるのか、薬剤師の質を高めていくにはどうすればよいのか」などといった点について、熱く語らうことができました。これが決定的でしたね。

■地域の方々に対する責務を果たし、今後は自分の夢を実現させたい

CBP:譲渡が成立して、今はどのような状況でしょうか?

坂上様:本来ならば、アイングループから別の方を迎え入れても良いのですが、当面の間は管理薬剤師としてセリ薬局に残らせてもらっています。時間をかけて先生方とも引き継ぎを行って、ご迷惑をおかけしないような努力をしています。

CBP:薬局としては変わらないということですか?

坂上様:実際には、アイングループとなったことでいい意味で薬局のカラーは変わっています。ただし、先生方や患者様にとって違和感があったり、不都合があったりしてはいけないので、徐々により良い方向へ変わっていっているように思います。

CBP:今後の展望についてお聞かせください。

坂上様:アイングループへ充分に引継ぎができた後は、真成堂セリ薬局から退く予定です。
それまでは、地域医療に携わった人間として、譲渡を決断した時に抱いていた想いを忘れず、医師の方々や患者様への責務を最後まで果たせるように、陰ながら尽力していきたいと思っています。また、譲渡を行ったことで時間の余裕ができましたので、以前から考えてきた夢を実現したいと思っています。

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