サービス付き高齢者住宅は、比較的介護度が軽い方や、自立はできるが自宅で暮らすことが難しくなってきた方が選択肢として検討される業態です。利用者とサービス提供側の契約は基本的に賃貸契約となっているため、介護サービスの側面と不動産経営の側面を併せ持っています。
安定的な収益をもたらすことができるため、M&Aの譲受側にも人気の業態です。
サービス付き高齢者住宅の規模が大きかったり、不動産込みのM&Aとなると取引価額も高額になるケースがあります。
住宅型有料老人ホームのM&Aによる譲渡側のメリットは、他の介護系の業態よりも譲受先が見つかりやすく、素早く資金化できる可能性があることです。不動産を保持している場合は、経営は譲受先にお任せし、不労所得を得るという選択をされるケースも多くあります。人気の業態のため、他の業態よりも高値つきやすい傾向があります。
サービス付高齢者住宅は、新規設立にも多額の資金を必要とし、経営が安定・資金を回収するまでにも時間がかかる事業ですが、M&Aによって譲り受けることで、譲受後からある程度安定している状態で経営に参画することができます。また収益の予測もしやすいため、より確実な収益・利益を確保することができます。経営の効率化、収益拡大の為、入居施設を保有しない介護事業者様からのニーズが高いです。