医師開業支援サービス インタビュー⑨「医師会・関係者告知」

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岡本 龍 様は、2023年5月に、兵庫県神戸市の「適寿クリニック」を承継開業されました。岡本 龍 様が理想とされる地域医療の実現に向けて、踏み出した新たなチャレンジ。
そんな岡本 龍 様に、今後の展望と、開業までの過程で苦労されたことや注意すべきことなど、フェーズごとにお話しを伺いました。

医師会・関係者告知とは?

関係者告知とは、従業員や医師、地域のコミュニティーに対して事前に開業や譲受について告知することをいいます。従業員にとって経営者が変わることは大きな変化です。譲受までに十分なコミュニケーションをとることは離職防止に繋がります。また、地域から応援してもらうためにも、譲渡をされる先生からご紹介いただき、開院の前にご挨拶に伺って地域コミュニティーとの繋がりを持つことも大切です。

―開業に際し、どんなところにご挨拶に行かれましたか

もともと適寿クリニックを経営していた医療法人の理事長や医師会、商店街の振興会や地域が主催している会、近隣の薬局や高齢者向け施設にご挨拶に行きました。
医師会にご挨拶に行った際は、医療法人の理事長先生が繋いでくださったので心強かったです。

今後は、地域の皆さんに対して、医療や健康に関する勉強会を開催し、継続的なコミュニケーションをとっていく予定です。
例えば、このエリアは若年層の女性が比較的多いので、子宮頸がんのワクチンについての勉強会や、特定健診、アレルギー治療や睡眠時無呼吸症候群など、地域の皆さんに医療や健康に関する情報提供を定期的に行いたいと考えています。1テーマにつき15分ほどで定期開催を予定しています。
地域の皆さんにとって、この勉強会が医療や健康について考えるきっかけになると嬉しいです。そして困りごとや悩みごとが出た際に、気軽に相談してもらえるようなクリニックを目指しています。

―ご挨拶に行かれる際に気を付けているポイントを教えてください

医者は白衣があることからネクタイを着用しているイメージはあまりないと思いますが、私は必ずネクタイを締めてご挨拶に伺います。
この地域で開業医として1年目の今年は、特に身だしなみに気を遣い第一印象を大切にしたいと思っています。
まずは地域の患者様や近隣の皆様に安心・信頼していただいた上で、総合的な診療を行っていけるように頑張ります。