【Withコロナ】2極化するクリニックM&Aと承継開業

クリニック買収希望の2極化
昨今の上場企業の株価は企業や業種の業績によって2極化してきています。
実はこの事象は株式市場だけではなく、
クリニック(医院)のM&Aにおいても上場企業の株価と同じようなことが起こってきているのです。
具体的には、
小児科や耳鼻科等の国内全体で売上の減少幅が比較的大きい科目のクリニックの買い手人気が低くなっており、
安定的な売上が見込める透析や内科などに買収の人気が集まってきているように見受けられます。
ポイントは、コロナ後(After コロナ)でもこの現象が継続するかという点ですが、
市場全体の見方としては「当面の間継続する」が大半です。
とはいえ、
このような状況ながらも長年地域に根差して医療を提供することで、
患者様からの信頼を獲得しているクリニック様の経営は、診療科目問わず、変わらず順調です。
外部環境が悪くても、基盤が強いクリニック様の経営状況はそう変わることはなく、
承継開業を希望される方にとっては優良案件と見えるものが多くあります。
新規開業は、開業までに多額の資金とお金を必要としながら、
開業してからは、集患に頭を悩ませなければならないというリスクがあります。
一方で、承継開業は、引き継ぐクリニックの経営状況次第では、
新規開業よりも資金が必要になることもありますが、
時間や集患のリスクを最小限に抑えながら独立をすることが可能になります。
リスクが大きく見えることも、冷静に考えてみると、
意外とリスクが低かったりすることが往々にしてあります。
お客様にはリスクとリターンをきちんと助言することを心がけています。
このようなご時世だからこそ、承継開業での独立を相談してみませんか?