介護施設

訪問看護のM&Aに関する現状と今後

患者に話しかける看護師

訪問看護業界の今後

昨今、訪問看護に関する買収のご相談が増加しています。

それには、

・現施設とのシナジーの創出
・新たな収益源の創出

等々の理由が多い印象です。

そこで、本日は訪問看護の今後の需要、現状、
さらに経営をする上で難しい点についてまとめました。

現在は訪問看護を運営してはいないが、
今後訪問看護の経営をすることに興味のある方は是非ご覧ください

今後の訪問看護に関する需要

訪問看護事業の需要という面で予想すると、
市場全体として、今後増加するといえるでしょう。

理由は、「これからも暫くの間は高齢者が増え続ける」からです。

2040年あたりが高齢者の人口のピークと言われていますが、
人数ベースのお話をさせていただければ、
65歳以上の高齢者は3800万人になるといわれているのです。

介護サービスの中で訪問看護のみに言えたことではないですが、
高齢者が増加する事で対象となる利用者が増加するため、
市場全体の需要も増えるはずだといえるでしょう。

また、それに比べて供給側の状況として、看護師の慢性的な不足感により、
「競合が少ないが、需要がある」という状況であり、
今後高齢者が増えていく状況で、訪問看護事業にとってポジティブな影響が考えられます。

訪問看護業界の現状

需要が増加する中で、訪問看護ステーションの新規事業所は増加しています。
しかし、逆に廃止する事業所が一定数あることも実情です。

2019年の全国訪問看護事業協会の調査では、
新規事業所数は約1,400、廃止ステーション数は約500でした。

つまり、需要があるために設立数も多いのですが、
廃止となってしまっているところもそこそこあるということなのです。

訪問看護の経営が難しい点

訪問看護事業を経営するうえで難しい点は、労働集約型のビジネスであるという事です。

看護師一人が担当できる利用者数や、
関与できる売上には時間的な限界があります。

また訪問看護事業では「この看護師さんにお願いしたい」と、
一従業員(看護師)にファンがつくことも珍しくありません。

このような看護師が退職をすると、
一気に利用者が減ってしまい、収益ダウンに直結してしまいます。

そのため、よりファンがつく看護師を採用する事、育成する事、
長く働いてもらう事等が経営側としては最も重要なポイントとなります。

しかし、先述したとおり看護師はまだまだ足りていない状況のため、
看護師自身が転職しやすいという背景があり、
人員管理の面で苦戦される訪問看護事業所も少なくありません。

このあたりを意識して経営することで、より利用者様に選ばれ、
収益のあがる事業所として運営していけるでしょう。

ここまで、訪問看護の開設もしくは買収を検討されている方に向けて
訪問看護の今後・現状・経営の難点を簡単にまとめさせていただきました。

需要の増加によって、参入する会社は増えるかと思いますが
その分「利用者のファン作れる看護師の取り合い」となる可能性は十分にあります。

そのため看護師の採用や育成について、
事前に施策を考えた上で参入する事が大きなカギとなります。

当社は医療介護福祉業界に特化しており、
異業種からのM&Aによる参入も積極的にサポートしております。

もし、今後訪問看護事業に参入する計画がおありでしたら、
些細なことでも構いませんので、ぜひ当社にご相談くださいませ。

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